2013年3月29日金曜日

さわり

ピアノは打弦楽器だから一つの鍵盤に基本的に一つの音程なのですが、弦楽器を触っていると音と音の隙間が豊かでハッとする。和音も全然ちがう様に響くし、倍音の感覚もピアノを弾いているときと全然体感が違う。すこし話は違うけれど、よく差し障りがある、などというけれど、琵琶やバラフォンなどにあるわざと雑音をだす装置の事をさわり、と呼ぶそうだ。ピアノはそういうわざと曖昧にしている部分は極めて少ない楽器だから、すごく興味深い。今日はあんまりアレンジが進みませんでした。