いろんな事が起こる中で自分の心を平らにするのも大変と感じるし、知らないうちにいろんな情報から影響を受けます。その中で、人と会い、笑いあって、なんでもない話しをして、場を共有することが、どんなに自分の心を救ってくれているかに改めて気づかされました。
東京都がコロナウィルスの感染拡大を受けて企画したアートにエールをという芸術支援のプロジェクトに向けて、緊急事態宣言がでていた間に一番強く思った、会いたい、という気持ちを曲にし、沢山の方のお力添えで映像作品の形にすることができました。この動画はアートにエールをのウェブサイトで公開されています。
同じように自由に人と会えないもどかしさを抱えている方がこれをもし見てくださって、その気持ちにほんの少しでも寄り添うことができ、そしてそれがこの時代を生きる前向きな力となるのであれば、それ以上の喜びはありません。
モデルとして参加してくださり、一緒にお話を作ってくださった水野明香さん、演奏で伝えたいことを的確に把握してくださって私の実力以上の素晴らしい音に録音してくださったエムアクアMixing Engineerの富 正和さん、 前日に無理を言って私の手による雑な虎刈りを華麗に生まれ変わらせてくださったBeauty-House fu 橋口武彦さん、急なお願いにも関わらず笑顔でを引き受けてくださッて丁寧にメークしてくださった木村友華さん、そして私以上に曲を理解して全体のお話を作ってくださり、演出、監督、撮影、編集とこなしてくださり素晴らしい映像作品にしてくださったcreative office KATACHIの島根修治さん。撮影に協力してくださった東京森のテラスの皆様、並びにあそびのアトリエ ズッコロッカの皆様。心からの感謝を捧げます。
人が集まり寄り合う、集めてくるではなく、という当たり前が日常に自然な形で戻ってくることを心から願っています。