黒豆を煮ました。きちんと過不足なく全ての材料を用意して、たくさんの過程をこなし、大きさをきちんと揃えて美しくという芸術的な料理は苦手だけれど、ことことなにかをひたすら煮る、とかゆっくり熟成するのをただ待つとかそのものが自発的になんとかしてくれるのをちょっと手伝えばよいものは大好き。なんにもしていないのになんとなく丁寧な気持ちになれるのも得した気分になります。さて、大量につくったぞ!
最近ある詩をずーっと自分のまわりに巡らせています。言葉が喜ぶ音があるはずなんだ、と模索中。日本語の抑揚の繊細なことに改めて感心しました。それとは別に初めてきちんと読んだ北原白秋さんの詩の今まで持っていたイメージとの違いにも驚愕したし、そのリズムのよさ、日本語としての読みやすさも体にすっと入る感じがありました。詩を読むという習慣があまりなかったのですごく新鮮です。
嬉しいことも気が塞ぐこともあるけれど、とりあえず今日はいい陽気の気持ちよい日曜日でした。