情熱

何が人をうごかすのかなあ、と最近思います。何か熱のようなもの。どこかへと人を駆り立てるもの。それが暗い暗い底なしの淵へと人を導くこともあれば、信じがたい程美しいものを見せてくれることもあるけれど、周りの人をその渦へと巻き込んでいく。できることなら光の方に踏み止まって、その先の光景を見てみたい。それを共有した人と笑いあいたい。闇に魅せられる、ということは人間の性のようには思うけれど、それだけじゃないこともだんだん知ることができるのは、生きている素晴らしいことのように思います。